資産形成における集中投資のような分散投資

みなさん、こんにちは! リョーヘーです。
この記事を開いていただいてありがとうございます。

さて、今週は日本各地で4月並みの暖かさを記録しましたね。そのおかげで、東京以西では、桜が咲いているところもあるんですよね。仙台ではまだまだ先のようですがwww。ともかく、本当に暖かったですね。桜がみられるのは、うれしいことですが、しかし、ある人にとってはこの季節はうれしいことではなく、つらい季節でもありますね。
何といってもこの季節になりますと、花粉がひどくなります。幸いなことに私は花粉症ではないので、その影響はあまり受けてはいませんが、突如発症する人もいるみたいですから、今後は気を付けていきたいと思います(気を付けてどうこうなる問題ではありませんが)。
花粉が飛び交う季節に、あれが重なってしまったのは、本当に痛いですね。マスクは品薄状態なのに、花粉がいつもよりも早く飛び交うようになってしまった。テレビでやっていたのですが、花粉症の人でマスクを変えない人たちには今は鼻洗浄液が非常に人気であると言われていますね。花粉症に悩まされている皆さんが、少しでも楽にこの季節を乗り換えすことができることを祈っております。

 


 

さて、最近いろいろなものが高値だと言われていますね。株も確かにもう少し上がると言われていますが、なかなかもみ合いが続いています。債券に関しても、金利がずっと下がりっぱなしなので、今は債券価格が上がることは考えねくいでしょう。仮想通貨も代表格のBTCが110万円近くになり、これ以上上がるとはなかなか考えにくい時になってしまっています。短期で儲けるのは非常に難しい時です。今は割安なものがほとんどない。
そういう時に儲けるためには、耐え忍んでずっと保有し続けるか、だれよりも詳しくなるかのどちらかでしょう。そこでいろいろな本を読んで情報収集に徹しました。そうすると、本の選択が悪いのかどうかはわかりませんが、短期で儲ける集中投資のものばかりが書かれています。(そういう本が売れるからなのかもしれませんが)
しかし、そういう方法はしっかり行わないと、損失だけを重ねてしまいます。私も、仮想通貨取引で1月からはうまくいきましたが、2月に入って以降ほとんどうまくいっていない状態が続いていたので、自分の取引を見直そうと思います。あくまで難しいのは短期で大きく儲けることです。

 


 

そのようなときではありますが、長期で儲けることは簡単です。

資産を倍にするくらいなら、結構簡単です。しかし、投資の方法を間違えると、上記で書いたような無謀な集中投資になってしまいます。

今回の記事では、資産形成における分散投資とは何のなのかということを書いていこうと思います。

 

結論から言おう!

 

 「インデックス投信に
集中投資!」

 

私は銀行員という立場であれば、この方法は分散投資ではなく、集中投資であると断言し、リスクが高すぎるとしてあまり顧客には勧めないでしょう。しかし、このブログでの私は投資家です。そういう立場で見れば、この投資手法はものすごく分散されたリスクが非常に小さい投資手法であると思います。

 

インデックス投信とは、なんなのか?

インデックスとは、株価や債券などの特定の指数です。日経平均株価も一つのインデックスであり、「日本の代表企業225社の平均株価」です。NYダウもそうです。「アメリカの代表企業30社の平均株価」です。
投信とは、投資信託のことです。たくさんの投資家からお金を集めて、運用会社が株や債券で運用を行い、運用損益を投資家に還元する。運用がうまくいけば投資家の利益。運用がうまくいかなければ、投資家の損失です。
インデックス投信とは、特定の株価指数などに連動するように運用をする投資信託です。ただし、今回ここでいうインデックス投信は、NYダウや日経平均株価などの株価指数限定です。

 

 インデックス投信集中投資がなぜ良いのか?

 ①運用コストが低い

 ②対象インデックスは長期で右肩上がり

 ③決して価値が0になることはない
  (0になるとしたら、Sekai No Owariくらいです。)

 

 ①運用コストが低い

よく銀行がバランス型の投資信託などを販売していますね。わたしも銀行員なのでよくわかります。なぜ銀行員がよくバランス型の投資信託を販売するのか、それがこれです。

1、購入手数料や維持手数料が高い
2、分散しているという点でリスクが低いと言いやすい
3、ADR案件になってもなぜそれを販売したのか説明しやすい

など様々な理由がありますが、一番は1でしょう。確かに、分散型の投資信託は悪くはないです。儲かるときには儲かりますが、手数料が高いので、場合によってはその手数料分で損失が生まれる可能性があります。

一般的にこういったバランス型の投資信託は、維持手数料として年間2%前後書かるものもあります。そして、こういった投資信託は年間のリスクが3%前後に抑えるものがほとんどなので、利益が出ても手数料で吹き飛んでしまうことがほとんどです。

一方でインデックス型投信は、維持手数料が年間0.6%前後のものが多く、リスクも年間で10%以上のものがほとんどです。そのため、儲けた時に持っていかれる手数料が非常に小さいです。

 

②長期で見て右肩上がり

株価指数は長期で見て右肩上がりです。根拠は簡単です。今まで長期で見ると右肩上がりだったからです。

統計学的に考えると、短期間での上がり下がりは単なる異常値でしかありません。しかし、長期間で見た時に上がっている場合には、これからも上がる可能性が非常に高いと言われています。逆に長期で見た時に下がっている場合には、これからも下がる可能性が非常に高いと言われています。

 

③決して価値が0になることはない

インデックス投信は、特定の株価指数に連動するように運用をしています。運用の中身を見ると、いくつもの企業に分散投資をしています。単一企業に集中投資をしている場合には、その企業が倒産をした場合にはその株式は紙くずになります。価値が0になってしまいます。また、長期で見ていても必ず右肩上がりになる可能性が高いというわけではありません。

しかし、インデックスは違います。構成銘柄を定期的に入れ替えます。アメリカの主要株価指数である、NYダウ30を構成する現在の30銘柄のうち、このインデックスが開発された当初の構成銘柄はいくつ残っていると思いますか? 実は0です。一つもないんです。

どんなものでも必ず栄枯盛衰です。そして、一般的に企業の寿命は人間よりもかなり短いです。だからこそ、単一企業集中投資は、大成功する時もあるけれども、大失敗する時もある。気軽に永久保有とかいうことができるものではないんです。

しかし、インデックスは企業の栄枯盛衰に合わせて構成銘柄を変更していきます。そのため、インデックスの価値は0にはならないのです。もちろん、一時的な大不況や経済危機で、構成銘柄の一部が倒産する可能性も十分あります。そうすると、対象指数の価値は一時的に半分になる可能性もあります。それがリーマンショックでした。しかし、現在のNYダウ指数はリーマンショック前夜の倍以上になっています。

 

 

だからこそ、資産形成にはインデックス投信集中投資がよいんです。

 

今回の記事は以上です。最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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