金融政策を読み解けば、金利がわかる。金利がわかれば、、、。【FOMC】

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さて、いきなりですが、投資の格言にこのようなものがあることはご存知でしょうか?

「FRBには逆らうな」

 投資をするにあたって、FRBの発言や今後の方針は、マーケットに非常に大きな影響を与えます。ということで、今回は連邦準備制度やFRB、FOMCについて書いていこうと思います。

 

アメリカの金融政策

連邦準備制度(FRS)とは

最初に、FRSについて説明します。ここで最初にFRBという言葉を使わないことについて説明します

まず、FRSとは、連邦準備制度の略で、あくまで制度の名称です。

アメリカの中央銀行のシステムは日本の中央銀行のシステムと違って、絶対的な中央主権的なものがあるというわけではありません。もちろん、ピラミッド型の制度はありますが、分権制度が色濃く残っているのがアメリカです。そのため、連邦準備銀行というと、一つしかないように考えるかもしれませんが、各地区に応じて一つずつの準備銀行があり、合計で12の準備銀行があります。これらをFRBと言います。これはもともとアメリカが分国主義であり、州ごとに政策などを管理していた名残と考えられます。

では、皆さんがFRBと考えているものは、何なのか? それは、「連邦準備制度理事会」というものです。これは首都ワシントンに置かれており、

①金融政策の実施
②金融システムの安定性の維持
③金融機関の監督・規制
④送金や決済システムの安定性の維持
⑤消費者保護と地域の発展の促進

を主に行っています。

この理事会は米国の金融政策の最重要な組織であるため、議長を始めたとした理事の発言は注目を集めます。

そして、このFRSの目的は、

が挙げられています。通常は1,2が主要な目的と言われており、これを「2つの使命」と言われています。

日本の中央銀行である日銀の主要目的は、物価の安定化のみになっているのに対して、FRBの場合には、物価の安定化だけではなく、雇用の最大化も主要目的としています。これは、様々な中央銀行を見ても異例のことで、FRBの金融政策が雇用の経済指標にも大きく影響を受けるということを指しています。

 

米国の金融政策を読み解く最大のカギ  FOMC

米国の金融政策を読み解くカギとして、皆さんも一度は聞いたことはあるかもしれませんが、FOMCというものが米国の金融政策を読み解く最大のカギになります。

FOMCとは?

FOMCとは、公開市場委員会の略で、日銀の政策委員会に該当する機関です。年8回、6週間ごとにワシントンで開催れます。そして、

2021年の開催予定は以下のようになっています。

    1月26日、27日      

     3月16日、17日     

     4月27日、28日      

     6月15日、16日      

     7月27日、28日      

     9月21日、22日

     11月2日、3日
     12月14日、15日

それ以降は、把握できませんでしたので、こちらのサイトを参考ください。

次に、FOMCにより公表される資料や声明について紹介します。

FOMC声明文

この声明文は、FOMCが開催された即日公表されるものです。内容は非常に簡潔なものになっています。2009年以降様式が決まっており、

1、経済物価状況の認識
2、成長と物価のリスクバランス
3、今後の経済政策運営
4、今回の政策に対して賛成の者の名前
5、(あれば)公定歩合の変更情報

見るべきポイントは、それぞれの項目において、過去のものとの変更点が中心になります。

過去の声明文についてはこちらにありますので、参考にしてみてください。

また、こちらには原典もありますので、確認してみてください。

議長会見

2019年以降、FOMCが終了すると、毎回FRB議長により会見が行われるようになりました。声明文の公表後30分後に開催されます。会見では、

1、経済や金融情勢についての認識や決定事項の説明
2、記者からの質問を受ける

声明文の変更点や経済見通し、政策運営の見通しを左右する重要な材料に関する追加的な説明やFRB議長自身の考え方が示されるので、声明文以上に市場を動かす可能性があります。

記者会見の動画はこちらから見ることができます。

ベージュブック

ベージュブックとは、各地区連銀の経済情勢についてまとめたものであり、FOMCの2週間前に公表されます。

様式としては、
①全体の要旨が記載されて、
②12の地区連銀の報告が続きます。

ベージュブックは、FOMCにおいて、経済政策を決めるための重要な材料になるため、各地区連銀からの報告が前回時点よりどのように変化しているのかということを注目する必要があります。

原典はこちらにありますので、参考にしてみてください。

FOMC議事録

FOMC議事録は、金融当局内部の見解と公式見解が明らかになるという意味で、極めて重要な資料であると考えられます。この議事録は、FOMCの開催の3週間後に公表されます。議事録の読み方についてです。

1、経済情勢

委員会に先立ってメンバーにベージュブックが渡されます。これに基づき、前回のFOMC以降の全米の経済情勢について、雇用、清算、販売、出荷、在庫、貿易、物価の順に述べられています。

2、金融政策の回顧

前回採択された金融政策の基本方針を振り返り、実際にどのような金融政策が行われたのか、その政策によって金融市場がどのような影響を受けたのか、といったことが記載されています。

3、経済予測

事前に配布されたグリーンブックの内容が紹介されます。これがメンバーの議論の基礎となります。

4、メンバーの議論

1~3を踏まえて、メンバーの議論が行われますが、分量的にはこの議論の内容が半分以上を占めます。まずは経済見通しの議論が行われますが、少数意見も匿名で記載されます。次に金融政策の議論に入り、最後に結論として、金融緩和また引き締め、もしくは、現状維持が政策として採択されたことを示しています。このように、議論のセクターでは、金融政策の方向感が示されます。

5、ニューヨーク連銀向け国内政策指令

上記の結論に基づく金融政策の基本方針が、公開市場操作の執行機関であるニューヨーク連銀向けに発せられる指令です。

6、経済予測サマリー

2007年10月より、四半期に一度FOMC参加者により、今後の成長率、失業率、インフレ率の見通しについて義六に添付されるようになりました。

過去の議事録はこちらから、閲覧可能です。

 

FOMCを読み解くことで、、、

ここまでで、金融政策を読み解くためのFOMCの資料を紹介しましたが、米国の金融政策を読み解くことで何がわかるのでしょうか?

FOMCのことを理解することで、現在の経済情勢、金融情勢の理解の助けになります。そして、そういったことを理解していくと、金利や経済情勢について理解することができるでしょう。

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今回の内容は以上です。最後まで読んでくれてありがとうございます。
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